なぜお灸をすることで体調が回復するの?
お灸をすると身体がポカポカして、ホンワカ気持ちよくなってきます。
そして火をつけた後のもぐさの香りはなんと言えず心が癒されますよね。
お灸とは問題がある患部やツボに刺激を与え、病気の回復や予防をめざす治療です。
身体には361箇所のツボが存在すると言われており、東洋医学の専門用語では「経穴」と呼ばれています。
ツボを刺激することにより免疫力をアップさせることで、人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めています。
ツボには「経絡」と呼ばれる、それぞれの効果にあった一連の流れがあります。
ツボを駅と考えると経絡は線路の部分と考えると解りやすいかもしれません。
ツボにお灸をするということは、駅で停滞している電車を、
刺激によってスムーズに動かしてあげるようなイメージです。
そのため、患部から離れたつながりのあるツボを刺激することで、
流れがスムーズになり患部にアプローチすることができます。
お灸に使われるもぐさは、生命力旺盛な植物であるよもぎからつくられ、
古くから身近な薬草として使われてきました。
体を温めたり血液や経絡の流れをよくする効果があり、
香りはリラクゼーション効果もあります。
掘り下げると奥が深すぎるお灸の世界ですが、
とりあえず体験してホッコリした気持ちの良さを味わってみてくださいね。
おわり
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